『最低賃金1000円』に物申すー2009衆院選

自民党もようやくマニフェストが出ました。まず、遅いのが納得いかない!内容に関しては、産経ニュースに要旨がわかりやすく載ってるので、是非見てみましょう。
【09衆院選】自民党マニフェスト原案の要旨
 
さて、自民・民主の公約(民主はまだ完全版ではないらしいが・・・)が出たところで、気になる点について、数回に分け、いくつか自分の考えを述べてみたいと思います。
 
第1回目は、民主党が掲げる『最低賃金1000円を目指す』について。
 
僕はこの公約を評価しません。
 
理由は、貧困対策という目的どおりの結果になるとは思えないのです。
 
まず最低賃金で働いている人たちの多くは、パートで働く主婦やフリーターと呼ばれる若者が多く、一家を支える世帯主に占める割合は少ないです。当然賃金が高くなれば、企業側の採用はしぼられ、職を失うのはパートで家計を助けようと思っている主婦層になってきます。
恐れず述べると、最低限の生活は出来るけれど、少しでも贅沢(子供に塾へ行かせる、外食をする、旅行に行く等)する為に働いている人たちです。つまり、日本でごく少数に分類される貧困世帯を救済する政策としては効果は薄いと思うのです。
 
ここで、もっと抜本的に見直してはどうか!!
 
国民全員に、最低生活保障額を毎月一律給付
 
画期的じゃないですか?
100歳のおじいちゃんも、0歳の赤ちゃんにも、日本国民であれば一律給付です。金持ち、貧乏関係無しです。例えば、今回民主党のマニフェストにあった、年金の最低補償額7万円をこれに当てると
 
4人家族の場合、月28万円。年間336万円。
 
これで、最低限の生活は出来るんじゃないでしょうか?
 
 
色んな良い効果が考えられます。
 
少子化対策:
子供を沢山授かればその分だけ国から沢山、継続的にお金がもらえます。最低限の生活が保障されているから、無理して働かなくてもいい。子供を持つことに対する障害は一気に減り、子だくさん家族が増えるだろう。
 
雇用(企業側):
最低限の生活保障があるので、企業の業績に合わせた給与水準の決定や、リストラをしやすくなる。ワークシェアリング等の導入に対する障害も減り、活性化が図れるだろう。
 
仕事:
無理して働かなくてもいいので、本当に好きなこと、やりたい事にチャレンジできる。ベンチャーも沢山でてくるだろう。もし失敗しても、最低限の生活は出来る訳だから。
 
地方活性/文化の継続:
最低限の生活では、住むところも考えなければいけない。都会に比べ、田舎の方が家賃や物価は安い。田舎に住む人も増えるだろう。人が増えれば商流が起こり活性化されるだろう。人が少なく開催が出来なクなってきている文化的な行事も、歴史を重んじる風土ができ、継続されるだろう。
 
凶悪犯罪の減少:
気持ちに余裕が有れば、昨今起こっているような、無差別とかの凶悪犯罪は減るんじゃないでしょうか。僕が思うに、みんな心の病気なんだと思ってます。全員に安心感があれば、自然と心が落ち着き、コミュニケーションも豊富になり、心の病気を削減できるんじゃないでしょうか。
 
過酷な労働の見直し:
当然、働く自由が出来れば、過酷な仕事には人がつかなくなる。需要があっても供給が少なければ、対価が上がって行く。現在の介護士の様な、実態に合わない給与水準で働かなければならない状況が改善され、本当にいま必要な産業に、多くのお金が支払われるようになる。
 
 
しかし、懸案事項も色々とあるが、なんとかなりそう(かな?)。
 
みんな働かなくなるんじゃないか
調査によると、約9割のひとは、生活の為に仕方ないから働いていると回答しているらしい。もし最低生活が保障された場合、みんな仕事をしないかというとそんな事はないと思う。仕事で人や社会とのつながりを求める人は大半だと思う。今まで見たいに、外食もしたいし、旅行もしたいなら、働かざる得ない。働き方は色々と変わるだろう。ひょっとすると、ボランティア活動などに積極的な人が増え、ボランティア先進国になるかも。
 
財源
人口1.2億人に月7万円配ると、毎月8.4兆円、年間100兆円が必要か・・・
僕は、前にここでも書いたけど、間接税でしか今後の安定税収は得られないと思っている。思い切って、消費税をデンマークあたりの25%くらいにしたらどうか?今の消費税での税収が、年間10兆円。税率が上がるので、20〜30兆円。最低限の生活を保障しているから、タバコやお酒、外食、娯楽などの贅沢加算消費税みたいなのをとってもいい。海外は結構やってるし。さらに、年金の支給額の16兆円や子供手当なんかがなくなる。民主党のマニフェストでは、17兆円を無駄使いから捻出するとなっている。なんとか60兆円。ま、全額は回せないだろうけど、他にも削ればなんとかなる・・・・気がする 
 
 
ここまでやるべきかどうかは、当然議論の別れるところだけど、お金を使うなら思い切って使って、色んな課題が循環的に解消されるような使い方をして欲しいし、そういうビジョンを見せて国民からお金を取って欲しい。 というのが僕の考え。日本は、間違いなく世界で一番早く高齢化社会を迎える。誰も経験した事のない課題に直面している日本だからこそ、成功か失敗かは別として、思い切った変化と実践を期待したいんです。
 
 
ま、素人考えで、自分でやる自信も度胸もないんで、言いたい放題で、無理や矛盾がたくさんある事は僕自身も分かっています。でも、最低賃金を少し上げても、大半の人は生活の為に働き続け、腰を痛めたり、ストレスで寝込んだり、鬱病になったりして結局働けなくなり、家族を失い・・・。
 
思い切って、
 
贅沢しないなら働かなくてもいい
 
って言ってくれる国っていかがですかねぇ。
 
僕は、フットサルもやりたいし、家族でお寿司も食べたいし、家族旅行もしたい。
だから働きますよ。
 

『最低賃金1000円』に物申すー2009衆院選” に対して1件のコメントがあります。

コメントは受け付けていません。